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ディメトロドンは、「2種類の長大な歯」という意味で、現生の哺乳類と同じように、エモノを犬歯で突き刺し、奥歯で食いちぎって食べていたようです。 恐竜時代よりずっと前の古生代ペルム紀に生きていた肉食性の単弓類(たんきゅうるい)です。 恐竜でも爬虫類でもありません。 盤竜類(ばんりゅうるい)というグループの一種です。 大きくて長い顔、体の横に張り出した足、長いしっぽなど、爬虫類に似た特徴をたくさん持っていますが、役割の違う2種類の歯を持っているところは、哺乳類に似ています。 最大の特徴は、背中の帆です。脊椎(せきつい : 背中の骨)が伸びてトゲのようになっていました。トゲの間には、帆のように皮膚の幕が張られていたと考えられています。人間の爪や、牛のツノように硬かったようです。 帆には血管があり、寒い時には、太陽を浴びて血液を温めたり、暑い時には、風に当てて体を冷やしたりと、体温の調節をしていたと推測されています。
イグアノドン
パラサウロロフス
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